FLLやWROの審査員をするたびに、
「まっすぐ進むことの難しさ」「きちんと曲がることの難しさ」を感じる。

そのひとつの解決方法をモデルにしてみた。

4WD（四輪駆動）でまっすぐ進む。
そして、そのタイヤと90度の角度を持つもう一組の4WDを地面に降ろし直角に進む。

これで、かなり正確に直進し、かなり正確に90度曲がることができる。

上の写真の中央に見える円周の「1/4の歯を持つギア」は、
以前のバイオニクルシリーズに入っていたもの

一般的に何らかの往復運動をモーターでこなす場合、
端まで動かした後、マシンとモーターにかかる負荷を軽減するため
クラッチギア（空回りする白いギア）を用いる。
しかし、このマシンのように大きなパワーの必要な動作を要求される部分に
クラッチギアを使うと、力を出すべきところで空回りしてしまう。

それを避けるためにこの「1/4の歯を持つギア」を用いている。

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